environment ・ 約4分

気候きこう災害さいがいで学校がっこうが休みに 2025年、1億7,100万人まんにん超の学びに影響えいきょう

暴風雨ぼうふううや洪水こうずい、熱波ねっぱなどの気候きこう災害さいがいが、2025年に世界せかいの子どもたちの学校がっこう生活せいかつへどれほど影響えいきょうしたのかをUNICEFの分析ぶんせきから解説かいせつします。

設定・お気に入り・閲覧履歴は、この端末のブラウザ内だけに保存されます。

30秒まとめ

UNICEFは、2025年に暴風雨ぼうふううや洪水こうずい、熱波ねっぱなどで学校がっこうの授業じゅぎょうを中断ちゅうだんした子どもが世界せかいで1億7,100万人まんにんを超えたと報告ほうこくしました。

この記事のことばを確認する

記事に出てくることばを、短い説明で確認できます。

気候変動きこうへんどう
地球ちきゅうの気温きおんや雨の降り方など、気候きこうの特徴とくちょうが長い期間きかんにわたって変化へんかすることです。現在げんざいの急速きゅうそくな温暖おんだん化には人間にんげん活動かつどうによる温室おんしつ効果こうかガスが大きく関わっています。
気候きこう適応てきおう
暑さ、大雨おおあめ、海面かいめん上昇じょうしょうなど、気候変動きこうへんどうですでに起きている・これから起こりうる影響えいきょうに合わせて、被害ひがいを減らすために備えることです。
熱波ねっぱ
その地域ちいきでふつうよりかなり暑い状態じょうたいが、数日以上いじょう続くことです。基準きじゅんになる気温きおんは地域ちいきによって違います。

何があった?

UNICEFが2026年9月に発表はっぴょうした分析ぶんせきでは、2025年に気候きこう災害さいがいのため学校がっこうの休校きゅうこう、授業じゅぎょう時間じかんの短縮たんしゅく、遠隔えんかく授業じゅぎょうへの切り替えきりかえなどを経験けいけんした子どもが世界せかいで1億7,100万人まんにんを超えました。就学しゅうがく前から高校こうこう年代ねんだいまでのおよそ10人に1人にあたります。

どこの国?

この記事きじは複数ふくすうの国・地域ちいきに関係かんけいします。主にパプアニューギニア、パキスタン、エジプト、マダガスカル、スペインが取り上げとりあげられています。

分析ぶんせきは106の国・地域ちいきのデータを調べました。パキスタンでは大規模だいきぼな洪水こうずいで2,800万人まんにんを超える子どもの学校がっこう再開さいかいが遅れ、エジプトでは強い砂じんを伴う嵐のため全国ぜんこくで1日休校きゅうこうになり、2,800万人まんにんを超える子どもに影響えいきょうしたとされています。

なぜ大事?

学校がっこうが何度も止まると、授業じゅぎょう時間じかんが減るだけでなく、学校がっこうへ戻りにくくなる子どももいます。災害さいがいに強い校舎こうしゃ、学びを続けるための別の方法ほうほう、早めの備えを整えることは、気候きこうへの適応てきおうの一部いちぶです。

これからどうなる?

UNICEFは、教育きょういく計画けいかくに気候きこうへの備えを入れること、災害さいがいに強い学校がっこう施設しせつへ投資とうしすること、休校きゅうこう中や災害さいがい後にも学びを続けられる仕組みしくみを整えることなどを各国かっこくに求めています。

日本との関係

日本にほんでも台風たいふう、大雨おおあめ、猛暑もうしょなどで休校きゅうこうや授業じゅぎょう変更へんこうが起こることがあります。学校がっこうの安全あんぜんを守りながら学びをどう続けるかは、日本にほんでも身近みぢかな防災ぼうさいと気候きこう適応てきおうの課題かだいです。

もう少しくわしく

「学校がっこうが止まる」理由りゆうは一つではない

大きな災害さいがいが起きると、学校がっこうの建物たてものが使えなくなることがあります。でも、学びが止まる理由りゆうはそれだけではありません。

道が通れなくなったり、暑さが危険きけんなほど強くなったり、水やトイレを安全あんぜんに使えなくなったりすると、学校がっこうは授業じゅぎょうを休んだり時間じかんを短くしたりする必要ひつようがあります。

UNICEFは、こうした休校だけでなく、遠隔授業じゅぎょうへの切り替えや出席の減少なども含めて、2025年の「学びの中断」を調べました。

世界せかいで1億7,100万人まんにんを超えた

UNICEFの分析ぶんせきでは、2025年に気候きこう災害さいがいで学校がっこう生活に影響えいきょうを受けた子どもは1億7,100万人まんにんを超えました。就学前から高校年代までのおよそ10人に1人です。

原因げんいんとして最も多かったのは暴風雨で、1億900万人まんにんに影響えいきょうしました。洪水こうずいは少なくとも7,000万人まんにん、熱波ねっぱは約5,000万人まんにんの学びを中断したとされています。

ただし、同じ子どもが一年の中で複数ふくすうの災害さいがいを経験けいけんすることもあります。そのため、暴風雨・洪水こうずい・熱波ねっぱの人数を単純に足して「合計ごうけい」とすることはできません。

災害さいがいの影響えいきょうは国によって違う

分析ぶんせき対象たいしょうは106の国・地域ちいきです。

パキスタンでは2025年8月の大規模な洪水こうずいで、2,800万人まんにんを超える子どもの学校がっこう再開さいかいが遅れました。エジプトでは4月の強い砂じんを伴う嵐で、全国の授業じゅぎょうが1日止まり、こちらも2,800万人まんにんを超える子どもに影響えいきょうしたとされています。

また、40か国では一年の中で何度も気候きこう災害さいがいによる学校がっこう中断が起きました。

同じ「休校」でも、1日で戻れる場合と、校舎や地域ちいきの復旧ふっきゅうに長い時間じかんがかかる場合では影響えいきょうが違います。

学校がっこうを「災害さいがいに強くする」

UNICEFが重視じゅうししているのは、災害さいがいが起きた後の対応だけではありません。

たとえば、洪水こうずいや強風に耐えやすい学校がっこう施設を整えること、危険きけんが予想されるときの学び方をあらかじめ決めること、災害さいがい後にすぐ授業じゅぎょうを再開さいかいできるよう教材や連絡方法ほうほうを準備することです。

これは、変化する気候きこうに合わせて社会の仕組みしくみを備える気候きこう適応の一例です。

日本にほんでも台風、大雨おおあめ、猛暑などで学校がっこうの予定が変わることがあります。ニュースの大きな数字すうじを見るだけでなく、安全あんぜんと学びをどう両立するかを考えることが大切たいせつです。

MINI QUIZ

1問だけチャレンジ

UNICEFの分析ぶんせきで、2025年に気候きこう災害さいがいで学びが中断ちゅうだんした子どもは世界せかいでどれくらい?

この記事に出てくる組織

  • UNICEF(国連児童基金):世界の子どもの命、健康、教育、安全、権利を守るために活動する国連の機関です。災害や紛争時の支援も行います。

情報源

最終確認:

この記事の制作では、AIを編集補助として利用しています。公開前に人が内容を確認しています。