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月や火星かせいで食べ物たべものを育てるには? NASAが宇宙うちゅうの作物さくもつと健康けんこうを調べる12研究けんきゅうを選定せんてい

NASAが選んだ12の新しい研究けんきゅうから、宇宙うちゅうで食べ物たべものを育てる方法ほうほうと、月や火星かせいへ向かう宇宙うちゅう飛行士ひこうしの健康けんこうを守る研究けんきゅうをやさしく紹介しょうかいします。

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30秒まとめ

NASAは、人が宇宙うちゅうで長く暮らすための12研究けんきゅうを選びました。6件は作物さくもつや食料しょくりょう、6件は月のちりや放射線ほうしゃせんなどが宇宙うちゅう飛行士ひこうしの健康けんこうに与える影響えいきょうを調べます。

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NASA(アメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局)
アメリカ政府せいふの宇宙うちゅう・航空こうくうの機関きかんで、宇宙うちゅう探査たんさ、地球ちきゅう観測かんそく、宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう、航空こうくう技術ぎじゅつなどの研究けんきゅうやミッションを進めています。
微小重力びしょうじゅうりょく
宇宙うちゅう船や宇宙うちゅうステーションの中などで、物や人がほとんど重さを感じず、浮いているようになる状態じょうたいです。

何があった?

NASAは2026年9月14日、宇宙うちゅう探査たんさを支える12の新しい研究けんきゅうを選んだと発表はっぴょうしました。6件は地球ちきゅうの外で食料しょくりょうをつくるための植物しょくぶつ研究けんきゅう、もう6件は宇宙うちゅう環境かんきょうが宇宙うちゅう飛行士ひこうしの健康けんこうや体の働きに与える影響えいきょうを調べる研究けんきゅうです。

どこの国?

アメリカ合衆国は北アメリカにあります。

研究けんきゅうはアメリカの10機関きかんに所属しょぞくする研究者けんきゅうしゃが中心ちゅうしんとなって進めます。研究けんきゅうテーマは、国際こくさい宇宙うちゅうステーションでの過去かこの研究けんきゅう、月の環境かんきょう、将来しょうらいの月・火星かせい探査たんさなどにつながっています。

なぜ大事?

月や火星かせいへの長い探査たんさでは、食料しょくりょうをすべて地球ちきゅうから運び続けるのが難しくなります。また、放射線ほうしゃせんや月のちり、重力じゅうりょくの違いなどが人の体にどう影響えいきょうするかも確かめる必要ひつようがあります。食べ物たべものと健康けんこうの研究けんきゅうは、長期ちょうき間の宇宙うちゅう生活せいかつを支える基本きほんになります。

これからどうなる?

選ばれた研究けんきゅうでは、食べられる植物しょくぶつと微生物びせいぶつの関係かんけい、乾燥かんそうに強い植物しょくぶつ、藻類そうるい、月のちり、放射線ほうしゃせん、薬の利用りようなどを調べます。NASAによると、研究けんきゅう費は2026〜2030会計かいけい年度ねんどに合計ごうけい700万ドルを超える予定よていです。

日本との関係

日本にほんも国際こくさい宇宙うちゅうステーションの『きぼう』日本にほん実験じっけん棟などを通じて宇宙うちゅうでの生命せいめい科学かがく研究けんきゅうに参加さんかしてきました。長い宇宙うちゅう探査たんさで人がどう食べ、どう健康けんこうを守るかは、日本にほんの宇宙うちゅう研究けんきゅうにも関係かんけいするテーマです。

もう少しくわしく

宇宙うちゅうで長く暮らすなら「食べること」が大問題もんだい

宇宙うちゅう飛行士が地球ちきゅうの近くにいる国際こくさい宇宙うちゅうステーションでは、地球ちきゅうから補給船で食料を届けることができます。

でも、月で長く活動かつどうしたり、さらに遠い火星かせいを目指したりすると、必要ひつような食料を何度も地球ちきゅうから運ぶのは簡単ではありません。

そこでNASAは9月14日、人が宇宙うちゅうでより長く活動かつどうするための12の新しい研究けんきゅうを選んだと発表はっぴょうしました。

半分の6件は、宇宙うちゅうで食べ物たべものをつくるための植物しょくぶつ研究けんきゅう。もう半分の6件は、宇宙うちゅうの環境かんきょうから宇宙うちゅう飛行士の健康を守るための研究けんきゅうです。

トマトや豆だけでなく、微生物せいぶつや藻類も調べる

作物の研究けんきゅうでは、ただ「宇宙うちゅうで種をまいて育つか」を見るだけではありません。

植物しょくぶつの根のまわりには、たくさんの微生物せいぶつがいます。地球ちきゅうでは、そうした微生物せいぶつが植物しょくぶつの成長せいちょうを助けることがあります。宇宙うちゅうや月・火星かせいに近い環境かんきょうでは、その関係かんけいがどう変わるのかを調べる研究けんきゅうが選ばれました。

ほかにも、豆の仲間なかまを育てる方法ほうほう、小さなトマトを育てやすくする条件じょうけん、とても乾燥かんそうした環境かんきょうに耐えられる植物しょくぶつのしくみなどが研究けんきゅうされます。

さらに、国際こくさい宇宙うちゅうステーションで行われた研究けんきゅうをもとに、藻類が宇宙うちゅう飛行でどのように変化するかを調べるテーマもあります。

植物しょくぶつや藻類は、食料だけでなく、空気くうきや水を循環じゅんかんさせる生命維持の仕組みしくみに役立つ可能性かのうせいもあります。

人の体には「宇宙うちゅうならでは」の負担がある

もう6件は健康の研究けんきゅうです。

宇宙うちゅうでは、地球ちきゅうと比べて重力がとても弱く感じられる微小重力や、強い放射線など、体にとって特別な環境かんきょうがあります。

月の表面ひょうめんにある細かなちりが、呼吸や免疫の働きにどう影響えいきょうするかを調べる研究けんきゅうも選ばれました。

また、宇宙うちゅう飛行による体の変化をやわらげるため、すでにある薬の別の使い道を探す研究けんきゅうや、放射線とほかのストレスが重なったときに細胞や体の仕組みしくみがどう変化するかを調べる研究けんきゅうもあります。

大切たいせつなのは、問題もんだいが起きてから治すだけでなく、早めに変化を見つけて守る方法ほうほうをつくることです。

12研究けんきゅうがすぐ月や火星かせいで使われるわけではない

今回こんかい選ばれたのは研究けんきゅうテーマです。明日から月で農場が始まる、という発表はっぴょうではありません。

実験を重ね、どんな植物しょくぶつが育てやすいのか、どんな健康リスクがあるのか、対策が本当に効くのかを確かめる必要ひつようがあります。

NASAによると、これらの研究けんきゅうには2026年から2030年の会計年度に、合わせて700万ドルを超える研究けんきゅう費が使われる予定です。

遠い宇宙うちゅうへ行くために必要ひつようなのはロケットだけではありません。毎日まいにち食べられること、元気に働けること、空気くうきや水を保てること。地球ちきゅうでは当たり前に見える暮らしの仕組みしくみを宇宙うちゅうでどうつくるかも、大きな探査技術ぎじゅつの一つです。

MINI QUIZ

1問だけチャレンジ

NASAが選んだ12研究けんきゅうは、どのように分かれている?

情報源

最終確認:

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