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ISSへ次の荷物 NASAの補給船が運ぶ「宇宙でしかできない実験」
公開
SpaceXが行う35回目のNASA補給ミッションが国際宇宙ステーションへ運ぶ予定の実験や物資から、宇宙で研究する意味をやさしく解説します。
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30秒まとめ
NASAは、SpaceXの第35回補給ミッションでISSへ科学実験や物資を運ぶ計画を発表しました。人工網膜や心臓細胞、特殊なガラスなどの研究も予定されています。
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- 国際宇宙ステーション(ISS)
- 地上およそ400キロメートルを回る大きな有人研究施設です。複数の国・地域が協力し、宇宙飛行士が生活しながら科学実験や技術研究を行っています。
- NASA(アメリカ航空宇宙局)
- アメリカ政府の宇宙・航空の機関で、宇宙探査、地球観測、宇宙望遠鏡、航空技術などの研究やミッションを進めています。
- 微小重力
- 宇宙船や宇宙ステーションの中などで、物や人がほとんど重さを感じず、浮いているようになる状態です。
何があった?
NASAは2026年9月17日、SpaceXの第35回商業補給ミッション(CRS-35)の準備を発表しました。Dragon補給船はFalcon 9ロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)へ食料や装置、科学実験を運ぶ予定です。打ち上げは早くても2026年10月です。
どこの国?
アメリカ合衆国は北アメリカ、日本は東アジアにあります。
打ち上げはアメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から行われる予定です。届け先のISSは地上およそ400キロメートルを回り、日本の「きぼう」実験棟を含む国際共同の研究施設です。
なぜ大事?
ISSでは、地上では作りにくい微小重力の環境を使って研究できます。今回の荷物には、人工網膜を作る装置、3Dの心臓細胞モデル、新しい種類のガラス、脳の細胞を小さな組織のように育てた実験材料などが含まれます。結果がすぐ治療につながるとは限りませんが、地上では確かめにくい現象を調べる機会になります。
これからどうなる?
NASAとSpaceXは打ち上げ準備を進めます。Dragonは実験や補給品に加え、ISSの電力を増やす最後の太陽電池アレイ一式も運ぶ予定です。到着後、宇宙飛行士が物資を受け取り、各実験を進めます。
日本との関係
日本はISS計画に参加し、JAXAの「きぼう」日本実験棟を運用しています。「きぼう」でも微小重力を利用した生命科学や材料の研究が続いており、ISSへ物資を運ぶ補給ミッションは日本の宇宙実験を支える仕組みともつながっています。
もう少しくわしく
宇宙ステーションにも「宅配便」が必要
国際宇宙ステーション(ISS)では、宇宙飛行士が生活しながら、たくさんの科学実験を続けています。
そのためには、食料だけでなく、新しい実験装置、交換する部品、研究に使う材料などを地球から届けなければなりません。
NASAは9月17日、SpaceXが行う第35回のISS補給ミッションについて発表しました。
Dragonという補給船をFalcon 9ロケットで打ち上げる計画で、打ち上げは早くても10月です。
荷物の中には「未来の研究」がある
今回運ばれる予定の荷物には、いくつもの新しい科学実験があります。
その一つは、目の奥で光を感じる「網膜」に関係する研究です。微小重力の中で人工的な網膜を作る装置を運び、将来の研究に役立つ作り方を調べます。
ほかにも、立体的に育てた心臓の細胞を使う研究、新しい種類のガラスができるしくみを調べる研究、脳の細胞を小さな組織のように育てたものを使う研究があります。
ただし、宇宙で実験することと、新しい治療法がすぐ完成することは同じではありません。
まずは、地上とは違う環境で何が起こるかを確かめ、次の研究につなげます。
なぜ宇宙で調べるの?
ISSの中は「微小重力」と呼ばれる状態です。
重力が完全になくなったわけではありませんが、人や物がほとんど重さを感じず、浮いているようになります。
この環境では、細胞の育ち方、液体の動き、物質が固まる方法などが地上とは変わることがあります。
だから研究者は、地上と宇宙で同じような実験を比べることで、重力がどんな働きをしているのかを調べることができます。
太陽電池も運ぶ
Dragonは科学実験だけでなく、ISSで使う最後の新しい太陽電池アレイ一式も運ぶ予定です。
ISSは太陽の光から電気をつくり、実験装置や生命維持装置などを動かしています。
新しい太陽電池は、これからのISS運用に必要な電力を増やすために使われます。
日本の「きぼう」も同じ研究所の一部
ISSはアメリカだけの宇宙施設ではありません。
日本も計画に参加し、JAXAは**「きぼう」日本実験棟**を運用しています。
「きぼう」でも、微小重力を使った生命科学や材料の実験などが行われています。
ロケットで荷物を届ける補給ミッションは目立つ瞬間ですが、その先には、世界の研究者が長い時間をかけて続ける実験があります。
宇宙へ何を運ぶのかを見ると、今どんな未来の研究が始まろうとしているかも見えてきます。
MINI QUIZ
1問だけチャレンジ
ISSで科学実験をする大きな理由の一つは?
ISSでは重さをほとんど感じない微小重力の環境を利用し、地上では観察しにくい現象を調べられます。
情報源
- NASA — NASA Invites Media to SpaceX’s 35th Resupply Launch to Space Station(primary)
- JAXA — 「きぼう」日本実験棟(primary)
最終確認:
この記事の制作では、AIを編集補助として利用しています。公開前に人が内容を確認しています。