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AIのルールは誰が決める? 国連こくれんが世界せかいの話し合いはなしあいの場をつくる

国連こくれんのAIガバナンスに関するグローバル・ダイアログと科学かがくパネルを手がかりに、AIの使い方つかいかたのルールを世界せかいでどう考えるのかを解説かいせつします。

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30秒まとめ

国連こくれんでは、AIの便利べんりさとリスクを世界せかいの国々くにぐにや企業きぎょう、研究者けんきゅうしゃなどが一緒いっしょに話し合うはなしあう仕組みしくみが動いています。科学かがく者のパネルは証拠しょうこを整理せいりし、対話たいわの材料ざいりょうを提供ていきょうします。

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AIガバナンス
AIをどのようにつくり、使い、確認かくにんし、問題もんだいが起きたときに対応たいおうするかについて、社会しゃかいのルールや仕組みしくみを考えることです。
国連こくれん(国際こくさい連合れんごう)
世界せかいの国々くにぐにが集まり、平和へいわ、安全あんぜん、人権じんけん、貧困ひんこん、環境かんきょうなど国をこえる問題もんだいについて話し合いはなしあい、協力きょうりょくする国際こくさい機関きかんです。
人工じんこう知能ちのう(AI)
コンピューターに、文章ぶんしょうや画像がぞうを扱う、予測よそくする、分類ぶんるいするといった、人の知的な作業さぎょうに似た処理しょりをさせる技術ぎじゅつの総称です。

何があった?

国連こくれんは、AIを国境こっきょうをこえてどう安全あんぜんに使うかを話し合うはなしあう「AIガバナンスに関するグローバル・ダイアログ」を設けています。最初さいしょの会合かいごうは2026年7月6〜7日にジュネーブで開かれ、各国かっこく政府せいふのほか企業きぎょう、市民しみん社会しゃかい、研究者けんきゅうしゃ、技術ぎじゅつ者などが参加さんかしました。

どこの国?

日本にほんは東アジア、アメリカ合衆国は北アメリカにあります。

話し合いはなしあいは世界せかいの国々くにぐにを対象たいしょうにしています。国連こくれん加盟かめい193か国が参加さんかできる場としてつくられ、初回しょかいはスイス・ジュネーブで開かれました。次回じかいは2027年5月3〜4日にアメリカ・ニューヨークで開かれる予定よていです。日本にほん政府せいふも初回しょかい会合かいごうに参加さんかしました。

なぜ大事?

AIは文章ぶんしょう、画像がぞう、学習がくしゅう、仕事しごと、医療いりょうなど多くの場面ばめんで使われ、サービスが国境こっきょうをこえて広がります。一つの国や会社かいしゃだけでは決めにくい問題もんだいがあるため、どんな利益りえきがあり、どんな危険きけんがあり、どんな考え方かんがえかたを共有きょうゆうするかを国際的こくさいてきに話し合うはなしあう必要ひつようがあります。

これからどうなる?

国連こくれんの独立どくりつ科学かがくパネルはAIの機会きかい・リスク・影響えいきょうについて研究けんきゅう結果けっかを整理せいりし、次の年次ねんじ報告ほうこくを2027年のグローバル・ダイアログへ提供ていきょうする予定よていです。ただし、この科学かがくパネルもダイアログも、それ自体じたいが法律ほうりつを作ったり各国かっこくへ命令めいれいしたりする機関きかんではありません。

日本との関係

日本にほん政府せいふは2026年7月の最初さいしょのグローバル・ダイアログに参加さんかし、AIの活用かつようとリスク低減ていげん、安全あんぜん・安心あんしん、人権じんけんなどについて国際こくさい協力きょうりょくを進める考えを示しました。日本にほんでAIを使うときも、国内こくないの考え方かんがえかただけでなく世界せかいの議論ぎろんとつながっています。

もう少しくわしく

AIは一つの国だけで使われるものではない

文章ぶんしょうをつくるAI、画像がぞうをつくるAI、病気の研究けんきゅうを助けるAI。人工じんこう知能ちのう(AI)は、いろいろな場所ばしょで使われるようになっています。

便利になる一方いっぽうで、まちがった情報じょうほう、個人情報じょうほう、差別につながる判断はんだん、安全あんぜん性など、考えるべき問題もんだいもあります。

しかもAIのサービスは、つくった国とは別の国でもすぐに使われます。

そこで出てくるのが、**「AIについてのルールや考え方かんがえかたを、世界せかいでどう話し合うはなしあうか」**という問題もんだいです。

国連こくれんに新しい話し合いの場

国連こくれんは「AIガバナンスに関するグローバル・ダイアログ」という話し合いの場をつくりました。

「ガバナンス」は少し難しい言葉ことばですが、ここでは、AIをどのようにつくり、使い、確認かくにんし、問題もんだいが起きたときにどう対応するかという社会のルールや仕組みしくみを考えることです。

最初の会合かいごうは2026年7月6日と7日に、スイスのジュネーブで開かれました。

国連こくれんによると、この場には193の加盟かめい国だけでなく、企業きぎょう、市民社会、大学だいがくなどの研究者けんきゅうしゃ、技術ぎじゅつに関わる人たちも参加できます。

AIをつくる人だけでも、政府だけでもなく、いろいろな立場から話し合うはなしあうことを目指しています。

科学かがく者は「ルールを決める人」ではない

国連こくれんには、もう一つAIに関する新しい仕組みしくみがあります。

40人の独立した専門家からなる「独立国際こくさい科学かがくパネル」です。

このパネルは、AIにどんな可能性かのうせいがあり、どんなリスクがあり、社会へどんな影響えいきょうがあるのかについて、世界せかいの研究けんきゅう結果を調べて整理せいりします。

ここで大事だいじなのは、科学かがくパネル自身じしんが世界せかいのAIルールを決めるわけではないことです。

国連こくれんは、パネルについて「規制を行う機関きかんではなく、ルールを決めたり、基準きじゅんを強制きょうせいしたり、政策せいさくを命令めいれいしたりしない」と説明せつめいしています。

科学かがく者が証拠しょうこを整理せいりし、その材料ざいりょうを使って国やさまざまな人が話し合うはなしあう、という役割やくわり分担ぶんたんになっています。

「安全あんぜん」だけでなく「使えるか」も考える

AIの国際こくさいルールというと、「危険きけんなAIを止める」という話だけに見えるかもしれません。

でも国連こくれんの対話たいわでは、AIを安全あんぜんにすることと同時に、技術ぎじゅつを使える国と使いにくい国の差、教育きょういくや医療いりょうへの活用、人権じんけんなどもテーマになります。

AIの利益を一部の国や会社だけが受けるのではなく、どうすれば多くの人が利用りようできるかという問題もんだいもあります。

つまり、便利さを広げることと、危険きけんを小さくすることの両方を考えています。

日本にほんも話し合いに参加

日本にほん政府も7月の最初の会合かいごうに参加しました。

外務省がいむしょうによると、日本にほんは「AIのリスクを減らしながら、AIをできるだけ活用する」ための国際こくさい協力きょうりょくを進める考えを示しました。

次のグローバル・ダイアログは、2027年5月にニューヨークで開かれる予定です。

AIの技術ぎじゅつはとても速く変わります。だからルールを一度いちどつくって終わりではなく、新しい証拠しょうこを集め、何度も話し合いを続けることが大切たいせつになります。

MINI QUIZ

1問だけチャレンジ

国連こくれんのAI科学かがくパネルの役割やくわりとして正しいものはどれ?

情報源

最終確認:

この記事の制作では、AIを編集補助として利用しています。公開前に人が内容を確認しています。