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夜空よぞらに『もう一つの夜明けよあけ』? インドで見えた黄道こうどう光

インド北部ほくぶの暗い夜空よぞらで撮影さつえいされた「黄道こうどう光」が、何の光なのか、NASAの観測かんそくとともにやさしく解説かいせつします。

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30秒まとめ

NASAの2026年9月19日の「今日きょうの天文てんもん写真しゃしん」では、インド北部ほくぶラダックの暗い空に伸びる黄道こうどう光が紹介しょうかいされました。黄道こうどう光は、太陽たいようのまわりを回る細かな宇宙うちゅうのちりに太陽たいよう光が反射はんしゃして見える淡い光です。

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NASA(アメリカ航空こうくう宇宙うちゅう局)
アメリカ政府せいふの宇宙うちゅう・航空こうくうの機関きかんで、宇宙うちゅう探査たんさ、地球ちきゅう観測かんそく、宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう、航空こうくう技術ぎじゅつなどの研究けんきゅうやミッションを進めています。

何があった?

NASAのAstronomy Picture of the Dayは2026年9月19日、インド北部ほくぶラダックのハンレ・ダークスカイ保護ほご区で撮影さつえいされた黄道こうどう光の写真しゃしんを紹介しょうかいしました。写真しゃしんには木星もくせいや火星かせいなども写り、日の出ひので前の暗い空に淡い光の帯が伸びています。

どこの国?

インドは南アジアにあります。

インドは南アジアにある大きな国です。今回こんかいの写真しゃしんが撮られたラダックはインド北部ほくぶの高地こうちにあり、ハンレ・ダークスカイ保護ほご区は標高ひょうこう約4,500メートルの暗い夜空よぞらで星を観察かんさつできる場所ばしょです。

なぜ大事?

黄道こうどう光は、太陽たいよう系の中にあるとても細かなちりの分布ぶんぷを地球ちきゅうから見る手がかりです。さらにNASAのJuno探査機たんさきの観測かんそくから、黄道こうどう光をつくるちりの一部いちぶは火星かせいが供給きょうきゅうしている可能性かのうせいがあると研究けんきゅうチームは考えています。

これからどうなる?

黄道こうどう光のちりがどこから来て、太陽たいよう系の中をどう動くのかは研究けんきゅうが続いています。暗い空を守る取り組みとりくみが進めば、研究者けんきゅうしゃだけでなく一般いっぱんの人も、こうした淡い天文てんもん現象げんしょうを観察かんさつしやすくなります。

日本との関係

黄道こうどう光はインドだけの現象げんしょうではなく、地球ちきゅうから見える天文てんもん現象げんしょうです。日本にほんでも、街明かりが少なく空が十分じゅうぶん暗い場所ばしょで、季節きせつや時刻じこく、天候てんこうなどの条件じょうけんがそろえば観察かんさつできます。

もう少しくわしく

夜明けよあけ前なのに、空に淡い光

日の出ひのでより前の暗い空に、地平線ちへいせんから上へ伸びる淡い光の帯。

2026年9月19日のNASA「Astronomy Picture of the Day」では、そんな不思議ふしぎな光が紹介しょうかいされました。

写真しゃしんが撮られたのは、インド北部ラダックにあるハンレ・ダークスカイ保護区です。

この光は、黄道こうどう光と呼ばれます。

見た目が夜明けよあけの光に少し似ているため、「にせの夜明けよあけ」と呼ばれることもあります。

光っているのは「宇宙うちゅうのちり」

黄道こうどう光そのものが光を出しているわけではありません。

太陽たいよう系には、とても小さなちりがたくさんあります。

そのちりに太陽たいようの光が当たり、反射した光が地球ちきゅうから見えるのです。

ちりの多くは、地球ちきゅうや火星かせいなどの惑星わくせいが太陽たいようのまわりを回る面に近い場所ばしょに広がっています。

そのため、黄道こうどう光は細長い帯のように見えます。

暗い空だから見えてくる

黄道こうどう光はとても淡い光です。

街灯がいとうや建物たてものの明かりで夜空が明るい場所ばしょでは、見つけるのが難しくなります。

今回こんかいの写真しゃしんが撮られたハンレは、標高ひょうこうおよそ4,500メートルの高地こうちにあります。

周囲の人工じんこうの光が少なく、天体てんたい観測かんそくに向いた暗い空が守られています。

写真しゃしんには、黄道こうどう光の近くに木星もくせいや火星かせいも写っています。

ちりは火星かせいから来た?

NASAのJuno探査機たんさきは、地球ちきゅうから木星もくせいへ向かう途中で、思いがけず太陽たいよう系のちりを調べることになりました。

小さなちりが探査機たんさきの大きな太陽たいよう電池でんちパネルに当たり、その痕跡こんせきをカメラが記録きろくしたのです。

研究けんきゅうチームは、ちりが多く見つかった場所ばしょや軌道を調べ、黄道こうどう光をつくるちりの供給きょうきゅう源の一つが火星かせいである可能性かのうせいを示しました。

ただし、「火星かせいのちりがどうやって火星かせいの重力をこえて宇宙うちゅうへ出るのか」など、まだわかっていないこともあります。

夜空は太陽たいよう系の地図ちずでもある

夜空を見ると、遠い星や銀河ぎんがだけでなく、私たちが暮らす太陽たいよう系の中の物質ぶっしつも見えます。

黄道こうどう光は、その代表だいひょう的な例です。

ほんの小さなちりでも、たくさん集まって太陽たいようの光を反射すると、地球ちきゅうから大きな光の帯として見えることがあります。

夜空の淡い光を調べることは、太陽たいよう系の中に何があり、どのように動いているのかを知る手がかりになります。

MINI QUIZ

1問だけチャレンジ

黄道こうどう光は何によって見える光?

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最終確認:

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